心臓発作の前兆と救急蘇生法
日本は男女とも有数の長寿国といわれておりますが、何歳になっても
元気で生きたいものです。
そのためにはどうしたらいいのか、どんな注意が必要なのか等々を、
比村隆男先生が教えてくださるコーナーです。
比村先生は現在、大阪府茨木市で『気らく鍼灸整骨院』という治療院を
開設しており、体調不良で悩む患者さんの相談・施術に日夜努めて
おられます。
今回は心臓発作の前兆と救急蘇生法についての話です。
心臓発作の前兆・症状・対処法について
気らく鍼灸整骨院 比村隆男
図1

はじめに
アメリカでは毎年110万人の人が心臓発作で亡くなります。
そのうち3人中2人は男性です。
米国救急救命医学会(ACEP)は、心臓発作の前兆を知っているようにと呼びかけています。
特徴的な前兆・症状を理解し、救急蘇生法を知ることは、身近な家族を救えるように
なるでしょう。
●心臓発作の前兆を覚えておきましょう
心臓発作(心筋梗塞)を起こした人の3人に2人は、発症する数日あるいは数週間前に、
間欠的な胸痛(狭心症)、息切れ、疲労感がみられます。
痛みはより頻繁に起きるようになり、運動量をいくら少なくしても起こるようになります。
これらの胸痛パターンの変化が前兆であり、早期の受診を勧めます。
図2

●心臓発作の症状
心臓発作の最も特徴的な症状は、胸の中央から背中、あご、左腕に広がる痛みです。
頻度は少ないですが、痛みは右腕に広がることもあります。
痛みが、これらの1カ所以上で起こっているのに、胸には起こらないこともあります。
その他の症状には気が遠くなる、突然に激しく発汗する、吐き気、息切れ、
大きな心拍音の自覚などがあります。
発作中は落ち着かず、発汗、不安、破滅が迫っている感覚がします。唇、手、足は
わずかに青白くなります。
このような症状が1つでも現れた場合はすぐに救急車を呼びましょう。
●家庭でできる救急蘇生法
☆肝心なのは血液を循環させ続けること。救急車は平均6分くらいで到着するので、
それまで胸の圧迫を繰り返すことで血液を脳へ送り続けるのが蘇生の秘訣です。
(理由については後述)
①まず最初に救急車を呼ぶように周囲のひとに大声で伝える。
②呼吸しているか?心臓は動いているかを耳を当てたりして確かめる。
③AEDがあればAED(省略)を使うが、救急車が来るまでの救命を実行する。(重要)
図3

④口腔や気道内の異物があれば除去する。(掃除機等使用)
図4

⑤顎を強く上へ引き上げ、頭部をのけぞるように喉を伸展させるようにして気道を
開かせる。
鼻を(空気が漏れぬように)つまみ、顎を下に引き口を開かせる。
口から息を吹き込み、2回胸を膨らませる。(人工呼吸は省略しても良い)
図5

⑥肘を真っ直ぐ伸ばした状態で胸の中央部(胸骨の真ん中)を胸板を3分の1凹ませる強さで連続30回圧迫する。
※交代要員がいないとき、非力な女性が一人で胸の圧迫をする場合は救急車到着(6分)まで自分の体力が持たないか、有効に圧迫できないことがあります。
その場合は手での圧迫はしないかわりに足の裏で胸の中央部分を踏みつけるようにして圧迫を加えます。(簡便法)(30回)
⑧人口呼吸2回と胸の圧迫30回を交互に行います。
たとえ人口呼吸がうまく行かなくても、胸の圧迫を6分間続けてさえいれば、
救命率は格段に向上します。
⑨ごくまれに圧迫の力で胸骨の骨折がおこることもありますが、人命救助のためですから気にしていてはいけません。躊躇すると救命できません。
人命優先で実行しましょう。(骨折は治療で治ります)
⑩呼吸が止まっても、体内に残っている酸素量だけで、(血液を動かし続ければ)10分間は生存できるので胸の圧迫動作をしっかり行い続けましょう。
以上。
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『気らく鍼灸整骨院』は、最近林立するいわゆる一般的な「整骨院」のイメージとは
全く異なる、一見郊外のペンションのような外観と内部になっております。
待合室は南向きの大きな明るい部屋で、窓越しに庭が望まれ、L字型に置かれた
ゆったりとしたソファが患者さんを迎えますが、まるで一寸した応接間といった
雰囲気です。
ゆとりあるスペースは患者さんの精神的な治療にも役立っております。

・・ペンションのような治療院の外観・・

・・応接間のような患者さんの待合室・・
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●気らく鍼灸整骨院
院 長 比村隆男 (鍼灸師・柔道整復師)
治療院 大阪府茨木市白川2―4―37
TEL&FAX 072-638-2600
E-mail : himhim7777@yahoo.co.jp
ホームページ:
http://www.ibaraki-catch.jp/sys/company/shoten_syosai.php?kaisha_id=2023001&no=596







































